台湾のシティポップバンドのおすすめを紹介!今、とにかくイケてる7つのバンド

そもそもシティポップってなんでしょうか?

山下達郎、大貫妙子、大滝詠一、ティン・パン・アレー…などなど日本のバンドがパッと思い浮かびますね。でもシティポップってなんでしょう?なんとなくシティポップっぽいてのはわかるけど。

Wikipediaでは以下のように書かれていました。

シティ・ポップ (city pop) は、1970年代後半から1980年代にかけて日本で制作され流行した、ニューミュージックの中でも欧米の音楽の影響を受け洋楽志向の都会的に洗練されたメロディや歌詞を持つポピュラー音楽の呼称。シティ・ポップの主要なアーティストの多くがシンガーソングライターである。ジャンルというよりもムードを表す言葉であったともされ、もっぱら日本語で歌われていた点も特徴としてあげられる。

Wikipedia – シティ・ポップ

まずニューミュージックてなんやねん。て思います。さらに「ジャンルというよりもムードを表す」てやっぱりなんとなくシティポップっぽいのであればそれでシティポップだということですね。

日本が発祥のシティポップ。最近リバイバルブームがすさまじい印象ですが、台湾生まれのシティポップも最近かなり熱いって知ってますか?めちゃくちゃチルで、ローファイなバンドたちをを今回はご紹介します!

目次

The Chairs – 椅子樂團

椅子樂團【The Chairs】と読みます。このバンドはSpotifyで適当に音楽を聴いていると偶然ながれてきたのでなんとなく運命を感じています。

スロウで穏やかで聴いているときれいな川のほとりにでもいるかのような気分になります。

バンド構成は非常にシンプルで音数は少ないのですが、その分楽器の旋律一つ一つが非常に洗練されています。とんでもないセンスを持った人たちですね。

本人曰く「ベッドルーム・ポップ」というジャンルだそうで。歌詞は全部英語で、正直何を歌っているかは私にはまったくわからないですが、そのメロディーとリバーブの心地いいギターサウンドが最高で、歌詞なんてどうでもいいんだなって思えます。

ベッドルーム・ポップ。その名の通り、夜に落ち着く部屋でお酒を飲みながらゆったりと聴くことができる、おすすめの台湾シティポップバンドです。

YouTubeにライブ動画がアップされていました。要チェックです。

Spotifyでも配信されています。ぜひ聴いてみてください。

Sunset Rollercoaster – 落日火車

落日飛車【Sunset Rollercoaster】と読みます。このバンドは知っている人からすると「おいおい今更かよ?」など言いたいことでしょう。

台湾のみならず、日本で、世界でも多くのファンがいます。

しっかりとアジアっぽさを残しながら現代的でおしゃれでチル。こんなイケてるバンドが台湾にはあるのか。と、心斎橋のレコードやで衝撃を受けたことを覚えています。

曲は「My Jinji」が有名ですね。しっとりとスローテンポで始まって、最後のアウトロで一気にぐぐっと盛り上がり、そして急にピタっと終わる曲で、その緩急の激しさがめっちゃかっこいい、スルメ曲です。

何度聴いても新たな発見があるようなそんな大傑作ナンバーですね。

2019年のフジロックの出演したことで日本の音楽ファンにさらに多く知られるようになりました。

音楽はもちろん、名前がかっこいいですよね。「落日」はSunsetでまあわかりますが、「飛車」はローラーコースター、つまり日本語でジェットコースターのことです。

あまり深い意味はないのでしょうが、その情景が浮かぶような単語のコントラストが綺麗でとても好きです。

“椅子樂團”しかり、”落日飛車”しかり、4文字の漢字で表せるのがせこいですよね。なんか雰囲気でてかっこいい。

台湾のシティポップを語るなら絶対聴いておくべき最高のバンドです。まずは聴いてみてください。

DSPS

そのまま【ディーエスピーエス】と読みます。こちらはシティポップというよりどちらかと言うとギターポップと呼ばれることが多いのでしょうか。

写真中央女性のボーカルの曾稔文(エイミー)が日本のバンドのスーパーカーにあこがれていたらしく、確かに空間系の音など影響を受けてる感じがあり、どこか懐かしさを感じる音楽だと思いました。

しかし、全然パクリだとかは感じません。彼女たちの唯一のものとして完成されています。先に紹介した2つのバンドよりもだいぶキャッチーでポップでかわいいです。

キャッチーさの中に芯の強さとか、秘めたミステリアスさとか、音の色気など感じさせるなかなか味のあるバンドですね。

私のお気に入りの一曲。なんと読むかわからないですが。

日本のバンドとも交流があるようで、シャムキャッツやHomecommingsと仲がいいようです。たしかにHomecommingsは雰囲気などすべてドンピシャで、気が合うだろうなというのがわかります。

単館映画館でたまにやっている、全国区じゃないでも面白い映画を見たような気分とでもいうのでしょうか。ふわふわしたような独特の満足感がある、かわいい味のあるバンドです。

EVERFOR

これもまた渋いっすね〜〜。

EVERFORもまた、ベッドルームポップだとか言われており、アルバムも2枚出しておりますが私は2ndアルバム『空中閣樓 / Castles in the Air』が好きですね。

Spotifyの登録者もまだ12000人くらいしかいなくて、落日飛車の100分の1くらいの人気でしかないのですが、これからもっと注目されるバンドではないでしょうか。

心地いいサウンドに癒やされます。良い意味で力抜けてます。なんとなく、フィッシュマンズっぽいので渋谷系とか呼ばれていたジャンルが好きなかたにはハマるのではないでしょうか。

LEO王

LEO王【リオ・ワン】と読みます。飄々とした坊主で一体なんだこの人は?って一瞬思うんですが、その音楽は間違いなく最高です。

シティポップという大分類をしていますが、彼はラッパーですね。ですが、バックの楽器隊が奏でるメロディーがとてもシティポップです!シティポップのリズムとメロディーにラップを乗せていてとてもおしゃれでかっこいいです。

この感じ、ありそうで無かったんではないでしょうか。

ライブだとその良さが際立ちますね!バックバンドがめちゃくちゃ良い。最高。

日本でもそのうち一気に流行りそうな感じがします。日本のフェスとかにも呼ばれるようになるのではないでしょか。必見です。

Four Pens – 四枝筆

はい、これぞポップの王道。名前は「For Pens」。

かわいいボーカルの声と、おしゃれなサウンド。

BGMにしているだけでおしゃれなカフェのできあがりです。ドライフラワーを飾って。冷珈琲が一つ。

基本的にはアコースティックのバンドのようです。70年代欧米フォークと日本のシティポップをおしゃれにミックスさせたような雰囲気があります。

「美麗的人」という曲が定番曲です。美しい音です。

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